カテゴリー「心身一如」の12件の記事

2015年3月30日 (月)

心の礼

形だけで心が伴っていないものは、違和感を感じるものです。

笑っている時の顔を鏡で見たら、口角が上がっていたからといって、

口角を上げれば笑っているかというと、そうではないと思います。

握手は、手を握り合っているからといって、

手を握り合えば握手になるかというと、そうではないと思います。

礼も、頭を下げれば礼になるかというと、そうではないと思います。

形のみに止まらず、心の礼を大切にしたいものです。

2013年11月 7日 (木)

些細なことにも心を向ける習慣を

我々は心と身体を与えられています。

心ここに在らずでは、能力を充分には発揮できません。

心と身体が一丸となったのが本来の姿であり、本来の能力を発揮出来る時です。

大事の時にだけ心を向けようとしても、中々そうなるものではありません。

普段から小事大事にかかわらず、心を向けて物事に取り組むようにすると良いでしょう。

心身統一合氣道では、総ての動作を心を明確にして行います。

日常の動作も、心を向けて行うようにします。

心身一如で物事に当たれるようになる為です。

それは、万事に能力を発揮するための土台となります。

2013年7月23日 (火)

心が先、身体は後

歩く時を想像してみてください。

身体よりも、心は少し先へ行って歩いていると思います。

「心が先、身体は後」なのです。

ところが、ぼーっと考え事をしながら歩いているとか、

手元のスマホに氣を取られながら歩いている時等は、この原則が守られていません。

そんなときは、周囲の状況に氣付かずケガをし易いものです。

歩く、あるいは自転車や車に乗る時は、「心が先、身体は後」の原則を思い出して下さい。

危険な目にあう機会が、うんと減るでしょう。

2013年6月26日 (水)

相手に心を向けると伝わる

あいさつをしても、

心がこもっていない形だけのものであれば、相手には届きません。

相手に心を向けてあいさつをすると、相手に伝わります。

合氣道の技も、

形だけやっても、相手には伝わりません。

相手に心を向けて行えば、相手に伝わります。

心の伴わない動作は、「心身分離」で行われています。

心の伴った動作は、「心身一如」で行われています。

あいさつも合氣道も、大切なことは同じです。

心を込めて「心身一如」で行うことです。

2013年3月19日 (火)

しっかり持つには心を使う

「しっかり持つ」とは、どのように持つことでしょうか?

力を入れて持つことでしょうか?

力を入れると確かに堅固ですが、デメリットもあります。

力を入れて持つと、自分が動き辛くなります。

スポーツの際、力を入れてバットやラケット等を持つと、動作が遅くなります。

姿勢も乱れ易くなります。

疲れて長続きしません。

また、持ったものを痛める可能性もあります。

もし人の身体を力を入れて持てば、相手は痛がるでしょう。

「しっかり持つ」とは、心を使って持つということです。

例えば、心を込めて丁寧に握手をしたときは、しっかり持っているのです。

その時、力は要りません。

実はその時、持ったものに氣が通います。

試しに、心を込めて握手をした時、相手がその手を外そうとしても、

氣が通っているので取れなくなります。

どうすれば心を使ってしっかり持つ感覚が身に付くか?

何でも大切に扱う習慣にすれば、自然と身に付いてきます。

2012年3月26日 (月)

訓練次第で心の切り替えが上手になる

仕事や勉強等に取り掛かってはみたものの、

今一つ心がそちらに向かない時ってないですか?

他の事を考えていたり、ボーッとしているうちに、

いつの間にか時間が経っていることがあります。

やらんとすることに心が向いていない状態を「心身分離」といいます。

逆に、心がきちんと向いている状態を「心身一如」といいます。

心身分離の時は、身体が不安定になっています。

心身一如の時は、身体が安定ししっかりしています。

こんな実験をしてみましょう。誰か一人に協力してもらいましょう。

心を前に向けて立ちます。

協力者に身体(胸の辺り)を前から後ろにそっと押してもらいます。

心が前に向いていれば、心身一如ですから、安定しています。

次に180度クルリと向きを変えます。

その時すぐに協力者に同様に前から胸の辺りを押してもらいます。

どうですか?安定していましたか?

安定していた人は、心の切り替えが出来ていた人です。

不安定だった人は、身体は向きを替えても心がそちらに向いていなかった…

つまり心の切り替えが出来ていなかった人です。

向きを変える時にきちんとそちらに心を向けるようにすれば、

この実験でも、安定するようになります。

心身統一合氣道では、「前後技」という体操でこれを訓練します。

何事に取り掛かるにしても、最初から心を向けて出来るようになります。

2011年8月10日 (水)

何でも好きになると疲れない

好きな遊びをしている子どもは、放っておくといつまででもやっています。

疲れを知りません。

嫌な仕事をやっている大人は、仕方なくやっているのでしょうか・・・

ドッと疲れます。

これを、氣の概念を入れて解釈すると・・・

好きなことをしているときは、氣が出ているのです。

氣は、出すことによって生命力が高まります。だから、疲れません。

嫌なことをしているとき(正確には、嫌だと思ってしているとき)は、氣は出ません。

氣が出ていないと、生命力は衰えます。だから、疲れるのです。

ならば・・・

何でも、することを好きになった方がお得です。

これをやれば、誰かが喜ぶとか・・・

これをしている自分が格好いいとか・・・?

その事々に応じて色々工夫してみてください。

疲れ知らずになります。

2011年6月 2日 (木)

後方転倒運動で集中するコツをつかむ

集中を持続することは大変なことでしょうか?

勉強中、又は仕事中、ずっと集中していられますか?

心身統一合氣道の稽古の中に、「後方転倒運動」というのがあります。

あぐらで坐り、号令1で後方へ転がり、

号令2で元へ戻ってくるという運動です。(合氣道の後ろ受身のベースになります)

この運動のポイントは、号令2で身体だけが戻ってくるのではなく、

心も前に向いているということです。

その心の状態が問題なのです。

あまりに前を意識し過ぎると(この状態を「執着」といいます)、

戻った後で氣が緩み易くなります。

楽に前を向いている方が、氣が緩まずに持続出来ます。

このコツが分かれば、心を長く集中させることが出来ます。

じっくり落ち着いて物事に取り組めるようになります。

集中と執着は異なるのです。

2010年3月 4日 (木)

「行ってきます」の一言を

車の運転を想像してください。

運転手が、よそ見していたり、考え事をしていたりしては危険な感じです。

ちゃんと前を見て運転して欲しいものです。

歩く時にも同じことが言えます。

心ここに有らずの感じで歩いていると、とても危険です。

意識を明確明瞭にして歩いて欲しいものです。

それには、良い方法があります。

出かけるときに、「行ってきます」ときちんと言うことです。

「行ってきます」と言うことによって、行くという意識が明瞭になり、心が前へ向きます。

お子さんが学校へ出掛ける時など、是非言わせるようにしてください。

2009年4月 2日 (木)

心を向ける習慣をつけよう

心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
という言葉があります。

心が他所を向いていたのでは、物事をはっきりと認識することは出来ません。

本を読む場合は、他のことを考えながら読んだのでは、内容が掴めません。

本に心を向けて読むことによって、内容が頭に入ります。

勉強はダラダラと長時間やるよりも、

短時間でも、心を向けた「心身一如」の状態でやるほうが良いでしょう。

実は合氣道も、目線が落ちていたり、考え事をしたりしていたのでは、

相手や周囲の状況を正しく認識することはできません。

心身統一合氣道の原則は、先ず、「氣が出ている」こと。

即ち、相手に心を向けること。

そうすることによって、相手の心の動きを察知することができ、

落ち着いて対処することができます。

自然と心を向ける習慣がついてきます。

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