カテゴリー「正しい姿勢を身につけよう」の16件の記事

2017年8月 9日 (水)

2種類の静

動かずにいる時、

その時の状態は、2種類に分けられます。

そこからすぐに動けるのと、動けないのと。

野生の生き物は、獲物を捕獲したり天敵から逃れるために、

すぐに動ける状態でじっとしています。

『生ける静(living calmness)』の状態です。

「くたびれた~」「疲れた~」と言ってダラッとしている人は、

動こうにもすぐには動き出せません。

『死せる静(dead calmness)』の状態です。

生き生きとした自分でいたければ、

生ける静の状態でいることです。

2017年8月 2日 (水)

形ではなく質から姿勢を直す

イスに坐ったり、正坐をしたりすると、

背中が丸くなる子がいます。いわゆる猫背です。

多くの人は、背筋を伸ばすように仕向けるのでしょうが、

無理に背筋を伸ばすと、身体に力が入り長続きしません。

合氣道教室では、正坐の姿勢から、「ハイ!」の合図で膝立ちをさせます。

すぐ動けるようにと思えば、自然と腰が起きて猫背が直ってきます。

“形”ではなく、「すぐに動ける」という“質”から直すのです。

2017年1月26日 (木)

心身の姿勢を良く

「姿勢を良く」とよく言われます。

‘背筋を伸ばせ’とか、‘胸を張れ’とか世間では言われますが、

それらは身体の形についてです。

「仏作って魂入れず」という言葉があります。

いくら形を整えても、中身が伴っていなければ、良いものとは言えません。

姿勢は、前向きな心があってこそ、良い姿勢と言えます。

心が前向きであれば、自然と上体が起きた良い姿勢になってきます。

姿勢を良くするには、心抜きでは語れません。

2014年7月 3日 (木)

正しい姿勢は下腹に無駄な緊張がない

フライパンの柄(取っ手)の部分を持って、フライパンを縦に立てて持ちます。

バランス良く立てて持っている時と、斜めに傾けて持っている時とでは、

斜めに傾けて持っている時の方が、余計に力が必要な感じがします。

フライパンが自分の上半身とすると、上半身が後ろに反り過ぎていると、

下腹に余計な力が入っています。

バランス良く上半身が起きている時は、下腹に無駄な緊張はありません。

余計な力が入っていないので、楽で長続きします。

腰にも負担がありません。

あなたが立っているとき、下腹に無駄な緊張はありませんか?

2013年9月 4日 (水)

正しい姿勢はすぐ動ける

「武道」と聞くと、背筋を伸ばして坐っている姿を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし、無理して背筋を伸ばそうとするのは良くありません。

背筋を伸ばそうとすると、身体に執われ、周囲を感じる能力が落ちてしまいます。

また、身体に力が入り、動き辛くなります。

周りが感じられずすぐに動けない状態では、武道では命取りです。

合氣道の子どもクラスでは、静坐した状態から、合図でダッシュをさせます。

すぐに動くには、合図がなるのを察知するため周囲に氣が向いてないといけません。

すぐに動く為に、自然に腰が起き上体が起きた姿勢になっています。

そのときの姿勢が、良い姿勢なのです。

無理して背筋を伸ばそうとしなくても良いのです。

2013年8月28日 (水)

姿勢を正せばしっかりする

荷車や自転車の無い時代は、天秤棒を使うなどして、人の足で物を運んでいました。

現代でも、水に恵まれない地域の人たちは、遠くまで歩いて水を汲みに行き、

水を入れた器を頭に乗せて帰ってくるそうです。

果して現代の日本人に同じことが出来るでしょうか?

出来ればそんな苦労はせずに済む方が良いでしょうが、

身体の使い方は見習うべきものがあるように思います。

姿勢が悪いと、重い物を支えることが出来ないのです。

現代人は、身体が後ろに反って、踵に重みが掛かった状態で立っている人が多いようです。

試しに、踵に重みが掛かった状態で、誰かに肩にぶらさがってもらってみてください。

腰に響くと思います。

次に、つま先を使って軽く跳躍をしてみましょう。

その時、上体の重みは臍の下の方に掛かるようにすると良いでしょう。

そのままふわっと立った状態で、先程と同様に肩にぶらさがってもらいます。

今度は、かなり楽に感じられると思います。

姿勢を正せばしっかりして、本来の能力が発揮出来るのです。

2013年3月27日 (水)

心を前向きにすると姿勢が崩れない

合氣道では自分の身を守る為に、受身も稽古します。

「後ろ受身立上り技」というのがあります。

後方に転がる時、片脚を曲げて後ろに着き衝撃を吸収しながら転がり、

転がった身体が戻る勢いで立ち上がります。

この後方に転がる時の心の使い方が大切なのです。

後ろに氣持ちを向けて転がると、身体のバランスを崩します。

勢いが強いと、後頭部を打ちかねません。

必ず前に氣持ちを向けて転がります。

新幹線などに乗っていて、前の座席に人が座った時、

ドスンと音がして、座席がひどく揺れることがあります。

これは完全に氣持ちが後ろに行って、姿勢が崩れているのです。

前に氣持ちを向けて座れば、静かに座ることが出来ます。

日常の起居動作は、心を前向きにして行うと良いでしょう。

2013年2月 5日 (火)

正しい姿勢で呼吸の質を上げよう

背中が丸まった姿勢をしていると、深い呼吸が出来ません。

試しに背中を丸くして深呼吸をしようとすると、やり辛いことが分かります。

そこで世間では、背筋を伸ばすように言われます。

しかし、無理に背筋を伸ばそうとすると、身体に力が入り、これまた呼吸がし辛くなります。

背中が丸まった姿勢と、背筋を無理に伸ばした姿勢の間に、

無駄に力が入らず呼吸もし易い姿勢があります。

目安としては、肩を上下に動かし易い姿勢です。

姿勢が悪く浅い呼吸を毎日している人と、

正しい姿勢で深い呼吸を毎日している人では、

将来、健康に大変な差が出てくるでしょう。

姿勢を正して、普段の呼吸の質を上げましょう。

2012年11月29日 (木)

正しい不動の姿勢②

「氣を付け」の姿勢は、直立不動の姿勢と言われます。

「不動」は“動じない”とも読めます。

こんな実験をしてみましょう。

氣を付けの姿勢をして、誰かに背中から「わあっ!!」と脅かしてもらいます。

その時の心の動揺具合を覚えておいてください。

次に、軽く跳躍してそのままふわっと立ちます。

先程と同様に背中から「わあっ!!」と脅かしてもらいます。

心の動揺具合が違うはずです。

氣を付けの姿勢の時よりも、落ち着いていられるはずです。

姿勢が変わるだけで、動揺しない自分になることを知ってください。

氣を付けの姿勢は、“動じない”不動の姿勢とは言えません。

正しい不動の姿勢①

「氣を付け」の姿勢は、直立不動の姿勢と言われます。

「不動」には2種類あります。

“動かない”と“動けない”です。

氣を付けの姿勢は、どちらでしょう?

氣を付けの姿勢でするスポーツはあるでしょうか?

氣を付けの姿勢では素早く動けそうにありません。

また、氣を付けの姿勢をした人の身体を軽く押してみると、簡単に動きます。

“動かない”不動は満たしていません。

気を付けの姿勢は、“動けない”方の不動でしょう。

一方、テニスや卓球など、素早い動きを必要とするスポーツは、

軽く跳躍でもして速く動けるように備えています。

軽く跳躍した後の姿勢は、すぐ動くことも出来ますし、

身体を押してみても安定しています。

“動かない”不動を満たしています。

軽く跳躍した後の姿勢は、安定して“動かない”不動の姿勢です。